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Bands to Check this year! (from UK): UK Rockは復活なるか


最近のUKは00年代のUK Rock全盛期(?)と同様にまた若手中心に盛り上がってきています!
ぜひぜひ注目のバンドたちをチェックしてください。


1. Shame

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Shame - The Lick

サウスロンドンから現れた、完璧すぎるポストロックバンド。
メンバーはまだ青臭さが残るぎりティーンエイジャーたち。


まだEPすらリリースしていないのに、Pitchfork Fesに出演。
ヨーロッパを中心に活動しまくる人気ぶり。

刈り上げ姿がNick Jonasを思わせるボーカルCharlieの出で立ちは、
もはや畏敬の念すら湧いてしまう。

Arctic MonkeysがいきなりHumbugのサイケなガレージポストロックで
デビューしたらきっとこんな感じだろうと思う。
吐き捨てるようなボーカル。

気だるげでシンプルだけど、センスにあふれたサイケデリックギター。

最近UK Rockが00年代のごとくまた盛り上がってきて、
それも若い人たちが多いのは、
やっぱりBrexitのことや若者を取り巻くあらゆる世界情勢がまた混乱してきているからだと思う。

彼らもまたそういう情勢に反抗している。

Shame - Visa Vulture 

ちなみにこの曲は多分Brexitのことを歌ってるんだと思われる。

テレサ・メイは君にもう一日残ってほしいんだ~、という歌。

2. HMLTD



グラムな出で立ち、派手なメイクに派手な衣装。

どぎつい印象を与える彼らが奏でる、
あまりに個性が強すぎるサイケエレクトロロック。


To the DoorやMusic!のシングルを聞いていると
80年代の昭和歌謡か?とすら思ってしまうが、
なぜかこぶしを挙げて熱唱してしまいそうなダンスロック。



ちなみに正式名称はHappy Meal Ltd.
どこまでも意味が分からない。

3. Sorry (fka Fish)



変な名前バンドランキングでも作ったら絶対上位に入ってきそうな
超絶検索しづらいバンド。

ちなみに以前まではFishというバンド名で活動してきていたけど、
どっちも検索しづらいわ!!




女子ボーカルAsha Lorenz (ちなみに彼女はソロもやってるけど、そのソロもおっそろしいほどのローファイテク感)が超気だるげにハスキーな声で歌い上げるのは、
がさがさすぎる粗削りなサイケギターロック。

これは現代のグランジというのだろうか。

4. Lice




以前インタビューした記事があるので詳しくはそちらをチェックしてもらいたいのだが、


バンド名ノミ、というこれまた変なバンド名。







5. Goat Girl





もうすでに有名なので特に書くこともないのだけど、
デビューして即ラフトレと契約を結んだ(と思う)女子サイケバンドGoat Girl。

Veronica Fallsがサイケバンドだったらこんな感じだったろうか。

気だるげにサイケロックをかき鳴らす彼女たちがひたすらにカッコよくてしびれる。

6. Dead Pretties




こちらもまだメンバー全員10代、まだシングルは一曲しかリリースしていないのに
注目を浴びまくっているパンクロックバンドDead Pretties。

リバを思わせるようなアンセム的メロディだけど、
全く10代とは思わせない貫禄あるボーカル、
一曲聞いただけでこいつらは間違いないと思わせる雰囲気がある。

7. Queen Zee and the Sasstones




Dead Prettiesと同じレーベルNice Swan Recordsからデビューしている
パンクバンド。


トランスジェンダーのボーカルZeeのソロプロジェクトとして始まったが、
UKシューゲを思わせるようなメロディと、
パンキッシュなZeeのシャウトと、若者よ闘え!とばかりにsissyさを主張する歌詞。

8. Honey Hahs


ロンドンはペッカム発の三姉妹バンド。
メンバーは10, 12, 15歳(一番下の妹は5歳で、7歳になったらバンドに入ってもらう予定らしい)。

まだまだ学校やバレエが楽しいお年頃。
アーティストの両親を持ち、父親もミュージシャンという家族で、
母親からコーラスを習ったり、姉妹コーラスのバンドをネットで知ったりしたのがきっかけで一番上のRowanが始めたそう。

なんと、ライブ会場でのライブがメインというわけではなく、いまは週2で路上ライブをするのが週課らしい。

お父さんはまだまだ心配なのか、
紙袋でもかぶって匿名で活動して欲しかった、とコメントしているのが微笑ましい。

そしてこんな風に日本にいる私にも知られているわけだけど、
本人たちは別に有名になりたいとはこれっぽっちも思っていないところがまたよい。

ちなみにバンド名は一番下の妹Peacheがつぶやいていた言葉らしい。
Honeyって甘いし、ガーリーすぎる、から最初はちょっと嫌だったというところもまたよい。

ちょっとダークで儚くて、あどけない姉妹コーラスが紡ぎだす完璧なハーモニー。

デビューアルバムはPulpのSteve Mackeyがプロデュース予定。

9. Ten Tonnes








WarnerからデビューしたSSW、Ten Tonnes。

そしてお兄さんはあのGeorge Ezra。

確かに似てる。 Beatles, Bob Dylan, The Smithsに影響を受けたというちょっと懐かしいサウンド。

10. Catholic Action 



スコットランドはグラスゴー発のポップロックバンドCatholic Action。 


一応去年から注目してたのだけど、 
最近アルバムリリースが決定した模様。 

BBC introducingにも出演しているし、今後が期待できそう。 

11. Yowl 


ロンドン発のオルタナティブロックバンドYowl。 


ブルージーでかっこいいロック。 

12. Gotts Street Park 

Leeds発のジャジーバンド。 

皆Leeds内のエクスペリメンタルジャズシーンに傾倒していたそうだが、 
自分たちはもっとモダンヒップホップ/ソウル寄りな音楽が好きだと気付いて 
サウンドを作り始めたとのこと。 



雨の日の静かなNYの街が脳裏に浮かびそうなリラックス音楽。

12. Yonaka


詳しくはインタビュー記事を見てほしい。
Haimがブルージーなサイケバンドだったらきっとこんな感じだっただろうな。


というような、Royal BloodやBlack Keys好きにも聴いてほしいロックバンド。

ボーカルTherethaの力強くてリズミカルな声がひたすらにカッコいい。

13. Yungblud




Dominic Harrisonのプロジェクトyungblud。

ルックスは若い頃のレオ様級だけど、シングル曲Kim Charlesは癖になりそうなへんてこpop rock。


14. Matt Maltese



ネクストTom Odellと名高いSSW、Matt Maltese。

優しげなピアノのメロディと、儚げなボーカルに癒される。

15. Idles



この写真を見たら、そんなまさかと言ってしまいそうだが
なんと全員20代らしいです。(信じられないおっさんくささ)

パブで出会ったといういきさつにも納得するパンキッシュな出で立ち。。

シニカルな歌詞とSleaford Modsを思い起こす下町訛りなパンクボーカル。
それでいてあまりに耳に残りすぎるキャッチャーなメロディ。

放送禁止用語なのについ口づさんでしまう危険性あり。(笑)


16. Aldous RH




00年代にデビューして一躍有名になったあのEgyptian Hip HopのメンバーだったAldous RHがソロでデビュー。実はソロ作は数年前からリリースしていたみたいなのだけど、全然チェックしてなかった…

キラキラしたサイケデリックロックというのがかなり意外。

17. The Moonlandingz


変態サイケロックバンドFat White Familyの主要メンバーと、ベテランサイケロックバンドEccentric Research Councilのメンバーで結成されたバンド。最初は架空のバンドだったらしいんだけど、きちんとバンド活動にし始めて、なぜだかSean LennonやOno Yokoも参加したデビューアルバム。

18. Biig Piig


ロンドンのティーンエイジラッパーBiig Piig。

シンプルながら癖になりそうなゆるーいエレクトロhip hop。なんとなくMac Millerっぽい。

20. Blackwaters


MetzやTy Segall好きならハマりそうな疾走感溢れるガレージロック。


あのリバのCarl Baratがサポートしているというので、良さはお墨付きというわけだ。

21. The Bomber Jackets




ロンドン発、The Pheromoansでも活動するRyan Walkerの別バンド。

The Pheromonesも10年ぐらい活動してるみたいなんだけど、全然知らなかった(汗)The Pheromonesの方もいまもちゃんと活動していて、こちらはゆるいガレージパンクロック。

私はThe Bomber Jacketsの方はもっとインダストリアルなポストパンク。絶妙な陰鬱さにもはや狂気すら感じる…

22. Chain of Flowers


この手のポストロックバンドはなぜかPosh Isolationのバンドとかばっかり聴いていた気がするけど、まさかイギリスにもこんな良いバンドがいたとは。

ポストロックバンドなんだけど、ギターリフがエモい。


23. Cabbage

バンド名、キャベツ。


BlackwatersはいうなればPOP寄りな音だと思うんだけど、CabbageこそUK版Ty Segallじゃないだろうか。なにせ去年アルバム出すまでのEPのリリース数がハンパないぐらいに生産的。笑

まだまだDIY感溢れるガレージロックバンドだったけど、つい先日リリースしていたEPはサイケ寄りになっていて、これがめちゃくちゃカッコよかった。

”corrupted by technology”と歌う下りも良い。

24. Cherry Hex and the Dream Church


Queen Zee and the SasstonesのZeeが最近お気に入りと言っていた不思議なエレクトロデュオ。

The xxとかWarpaintのようなアンニュイさのエレクトロなんだけど、キッチュなキーボードや、ガーリーなボーカルがとても良い味出してる。

25. Life



数年前までマスロックにハマっていたんだけど、近頃全然聞いていない。

最後にハマったのはThe Neatというバンドで、ArcticのBrianstormのような青臭さと疾走感とガサガサしたギターが最高にカッコよかったのを覚えている。そしてこのLifeを聴いてその感じを思い出した。

26. Madonnatron


Fat White Familyと同レーベルからデビュー。メンバーは主婦だったりフルタイムで働いてたりしながら、楽器を全く触ったことがないところから1.5年でThe Moonlandingzとツアーし始めたというツワモノ。

言うなれば初心者バンドっぽいが、そんな考えもライブ映像を見たら吹っ飛ぶだろう。貫禄がありすぎるし、なにより演奏がめちゃくちゃカッコいい。サイケデリック魔女プログレと自身の音楽を

27. Sauce




恥ずかしくなるくらい正統派なサイケデリックブルースロックンロール。なんで有名にならないんだろう。

29 Bad Breeding

The WytchesやFat Whiteを輩出したHate Hate Hate Recordsから久しぶりのアーティスト。


Iceageのライブばりにライブ時にめっちゃ血が飛び散ってそうな荒々しい暴力的パンクバンド。

やっぱHate Hateはセンスが良いな〜〜。(The Wytchesはアルバム微妙だったけど)


31. Hotel Lux


待てど暮らせど一曲以外にシングルリリースしてこない。

怪しさいっぱいなサイケデリックパンクバンドHotel Lux。吐き捨てるようなボーカルとがカッコいい。

ちなみにバンド名になっているHotel Luxは対戦中に東側の要人がよく集まっていたホテルらしい。

32. Eat Fast


こちらも疾走感溢れるガレージロックバンドEat Fast。めっちゃファーストフード食べてそう。

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