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3月, 2012の投稿を表示しています

Sleigh Bells; Reign of Terror 8.2/10

Sleigh Bells Reign of Terror Sleigh Bellsが到着した、それも鈍いロックリフとかっ飛ばすビート、そして空気のようでいてフェミニンなボーカルを完璧に作り上げて。 彼らのデビューアルバム、TreatsはもしやLoudness Warのネガティブな結論をギタリストとプロデューサーのDerek Eが盲目的に崇拝した最初のアルバムかもしれない。 Millerはすでにその大げさなサウンドをばかばかしいほどのやりすぎにまで推し進めたが、慎重にダイナミックレンジ(録音、再生が可能な信号の最強音と最弱音との幅)を適度な大きさにまで切り取って狭めたのだ。 Treatsはそのシンプルで直接的なフックのおかげで素晴らしいアルバムになっているが、バンドの新しい作品もまたスリリングでもある。というのも彼らは最大限にまでボリュームを上げたステレオを肯定的に連想する私たちを利用しているからだ、これも私たちは自分たちが今聴いている音楽が大好きだからだ。 Sleigh Bellsのセカンドアルバム、Reign of Terrorはかなり大きな音だが、このボリュームトリックに頼っているわけではない。 かわりにデュオはサウンドの繊細な部分を強調してそほとんどがTreatsのスピーカーがとけるほどの騒音の中間に集中している。 Alexis Kraussはかつてティーンポップシンガーだったが、転向してパンクロックの悪ガキになった。今はレコードを通して目立つようになり、クリントン時代のバブルガム(10代の若者抜けのロック)に根付く彼女のルーツはMillerのヘビーなリフによってさらに完全に統一されている。 そのビートは今回ヒップホップから拝借したのは少なく、ギターパートはもろにメタルやオルタナティブ、根本的なAC/DCのようなフックと80s後半のハーモニクスとの間である。   Reign of Terrorはがむしゃらで過度なほど活動的な曲のアルバムだが、MillerとKraussの全く異なる糸の寄り合わせは例外的に優美で、かつ伝統的な男らしさと女らしさが共に絶え間なく活動的、そしておもに荘厳なポップチューンの中で生じている。   彼らはガールズグループポップやチアリーダーが詠唱する"グループリーダー"や"仲間

My Best Fiend 6.2/10

My Best Fiend / In Ghostlike Fading Brooklyn発の新しいバンドが主に話すことと言えば、たいていは良いサインではない。 そしてWarpが未だ主に先読みするエレクトロ系レーベルであると考えられてているとしても、彼らがAutechreやGrizzly Bear、Born Ruffians、そしてMaximo Parkとは全く似つかないように聞こえるものをリリースするとしても衝撃ではない。 しかしこのPhillyを経由したBushwickの5ピースバンドのデビューアルバムはどういうわけかどちらの領域にもなんとか存在しているのである。   彼らは柄にもないことにオシャレでもなく、自分たちのファッションブームを突き通している。 Fred Coldwellはヤンキーアクセントで歌うが、この霞んだ目のしょげて気乗りしないロックはほとんどいつもと言っていいほどUKやclassick rockと結び付けられるが、結び付けるのはVelvet Undergroundはその人気と同じく与えた影響も大きかったと信じている人達だ。 何よりも、In Ghostlike Fadingは"彼ら自身全く自分たちのことが気に入らない"と思わせようとしている。 また、もっと正確に言えば、彼らは2008年までこんなバンドにはなっていなかった。この年は私たちが最後にSpiritualizedとThe Verveから新譜を手に入れたのであった。   My Best Fiendは似たようなところから来ている。その一つはRichard Ashcroftから拝借したフレーズで、次のようなものである。ドラッグはまだ効いていてそれがさらに悪くしている、と。 そのフレーズはIn Ghostlike Fadingがそういったバンドの薬漬け状態や、壮大な野心というものが欠けていることを示していた。   こういったほとんどの曲が似たようなパターンに従っている。 つまり、いくつかの基礎となるコードがアコースティックを爪弾き、すぐにColdwellの気持ちの良いアデノイド症特有の冷笑が加わる、そしておそらく小さなエレキピアノかブルージーな楽器の調子がほうり投げ入れられてクリアなものを作り上げている。しかしこれは単なるウォームアップに

Hello from UK

長らく更新していませんでしたが、一応イギリスに短期留学している最中です。 なかなか時間がなくて更新ができませんでしたが、現地に来て色々学ぶこともありました。 こっちでリアルタイムの音楽雑誌をみたり、CD shopに行って新譜情報を見るのは楽しいです* UKではHMVがメジャーで、どこの街に行ってもたいていは大きなHMVが見つかります。タワレコと違って試聴は出来ませんが^^;  音楽本(特にアーティストのBio本)が安く買えます。たいてい£10以下でびっくり! 日本だと有料のLoud&Quietがこっちだとフリーペーパーで、ぽんと置いてあったり… フリーペーパーの質がかなりすごいです! これで無料かい、と目を疑いますね(笑) CDは新譜が£10ぐらいで、古くなるほどそれ自体新しくても値段が下がる仕組みらしい… 日本のベストセラー作品¥1000セールより安い(笑) 思ったのがHMVとかでもColdplay、Kings of Leon、Oasis、The Who、The Beatlesはグッズが置いてあるけども、Blurがない…なぜ…? Coldplayが好きっていうのはたいていのイギリス人に当てはまりそうだけども… とにもかくにも明日学校の近くのTheatreでThe Maccabeesを見る予定なので、またそれも後ほど。 と、音楽情報はここまでにして。 今週が留学期間最後の週なのですが、こっちの気候やら環境にも慣れて来たところだけど、やっぱり日本が一番なのかもと思ったり… 料理の味やら生活習慣が完璧に変わったせいで、ちょっと体調崩しつつあるのが事実… 何よりホストファミリーのうちに泊まるっていうのもなかなかのストレス… こっちにきて後悔したのが、海外で使える携帯電話を借りなかったことと、PCを持って来なかったこと。暇すぎて、時間を持て余すあまり金を使うか、寝るしかない負のスパイラル… そして語学留学も意識しない限り英語は上手くなりません。外国人の友達を作って一緒に出掛けるのが一番なんだけど、いつもというわけでもないし、、 とりあえずここに置いては楽しむのが一番ですね。あとはさりげない言葉も英語を使うことかもしれない。 あとは英英時点をなるべく使うように心がけるのは、日本帰ってからもやろうかな、と