スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿

2月, 2012の投稿を表示しています

Fleet Foxes特集

完全に私的な好みなのですが、Fleet Foxesが大好きなので、ちょこちょことフロントマンであるRobin Pecknoldのルーツについて掘り下げていこうと思います。 今は彼のほかのインタビューなんかも翻訳しているので、そちらも出来たらアップしようと思います。 1. Pete Seeger 新作、Helplessness Bluesを製作中に聞いていたアーティストの一人。 20世紀のフォークリバイバリストを広めたひとで、今もご健在、かな。 バンジョーとアコギの巧みな奏者であります。 2. Roy Harper 言っとくが、マジキチ。 あのSex Pistolsのジョニーロットンのあこがれの存在で、他にもジミーペイジやケイトブッシュにも影響を与えた偉大な人物。 激テクとその独特なスタイルが高い評価を得ている。ライブ動画を見ると、アコギ片手に素晴らしいピッキングぶりを披露するかと思えば、それだけでなく足元に無数のエフェクターが… 音作りも最高というわけか… プログレッシブフォークというジャンルらしいけれども…聴いた感触ではかなり激しいBert Janschというか… 3. Dungen こちらはフォークではなく、スウェーデンのサイケブルースバンド。 その美しいファズと重いベース音、ブルージーなメロディが最高。 4. Nic Jones イングランド出身のフォークシンガー、Nic Jones。 その優しくつま弾かれるアコギに合わせ、素晴らしいのはその歌声ですね。 フォークシンガー独特の芯のある声だけれど、彼のはとても新鮮で若々しい。 コーラスワークなんかは本当に鳥肌が立ってしまう。 5. William Tyler なんでこのアーティストを彼らが選んだのかわからないが、かなり若手のフォークシンガー。 ナッシュビル出身で小さいころからフォークに親しみ、自分で曲を作ってきたよう。 今はBehold the Spiritという1stアルバムを出し、かなりフォーク界隈では高評価を得ているらしい… そして演奏がうまい、というだけのアーティストではない。youtubeに上がっているPVや彼自身のアルバムや生い立ち紹介のビデオを聴くだけでも、その楽曲の素晴らしさがわかる。 まずはこちらの紹介ビデオから。

The Maccabees; Given to the Wild (4.0/10)

The Maccabeesの今年出た新作のレビューです。彼らもかなり変化を試みてシフトしたのでしょうが、わたしもちょっとこのPitchforkのレヴューはかなり的を得ているんじゃないかと思ってしまいました… あまり評価は良くないようです… The Maccabees emerged at a time when UK bands had it good. In the mid-2000s, the Futureheads, Bloc Party, and Arctic Monkeys all released exciting debuts. And there was enough connective tissue between the groups to make them feel like they somehow belonged together-- shared post-punk influences helped in that regard. These bands made sense both in isolation and as a whole; the Maccabees debut record, Colour it In, slotted just fine on the racks next to Maximo Park. The Maccabeesはある時、UK bandたちがその素晴らしさを持ち合わせていた時に現れた。2000年代の半ば、The FutureheadsやBloc Party、Arctic Monkeysたちは皆エキサイティングなデビュー作を出した。そしてそこには十分なほどの接続組織があり、そのグループの中では彼らを自分たちがどことなく一緒に結びついているように感じさせた。こういったバンドたちはお互い離れて、そして全体として理解した---その点ではポスト・パンクに影響を受けたことを共有しているのだ。The Maccabeesのデビューレコード、Colour it InはMaximo Parkの隣のラックにぴったりと穴をあけた。 In 2012, the world of indie bands in the UK is more fractured, and the Maccabees struggle to

Lana Del Rey; Born to Die (5.5/10)

PitchforkのLana Del Rayについての記事を翻訳しました。リクエストありがとうございます。 まだまだ翻訳が下手で、間違っている点もあると思います。もし間違いなどございましたら、お気軽に指摘してくださいませ。 実現した夢に何が起きるのだろうか。もっとはっきり言えば、実現したアメリカンドリームが指にマニキュアをしてGatsbyのJames Deanにプールでキスしているスナップで金持ちになって、ラジオでも曲がかけられたのに、ボロボロになってしまったのだ。これはLana Del ReyのBorn To Dieを勇気づけるのには中心的な問題だ。私たちのヒロインはすべての愛とダイアモンドと、求めるだけのDiet Mountain Dew(アメリカのダイエットドリンク)を手にしていたが、まだ「死ねたら良いのに」などと歌って、全く楽しむこと等できないように聞こえる。リズフェアーに言わせれば、もし望むものすべてを手に入れて、それでもなお幸せでないなら問題は自分にあると悟るのだ、と。 ハイプ(過剰宣伝された人)の波に乗せられ、ここ六か月以上にわたる反発を得ていては、私たちがここにいるのを忘れてしまうのは簡単だろうし、最初から主にそれは彼女の歌のせいであるのだ。 Elizabeth “Lizzy” Grantとして生まれたシンガーは荒いホームメイドビデオで成功したかもしれないが、私を圧倒させたのは他のインディー界隈のにある荒いビデオだった。だが、素晴らしい音と「レディオ」の多感な点なのだ。Born to Dieが簡単にその目的を述べており(どうかわたしを愛して、なぜなら今わたしはラジオで流れてるから、今は私のことどう思う?)、大予算がかかったチャートポップの域でしっかりと位置づいている。Born to DieはEmile Haynieによってプロデュースされ、クレジットではEminemやLil Wayne, Kid Cudi、そしてアルバムの印象的で豪勢な雰囲気は中傷する人たちや弁論者を結びつけるものになるかもしれない。 そのアルバムはどの響きからもにじみ出ているテーマを思い起こさせる。セックスやドラッグ、デルレイの息遣いが聞こえるボーカルにまとわるあくびな雰囲気に潜むきらきらと宙を舞うものだ。そこにはストリングスとトリップホップビーツがあり、少し1950年代の鼻にかか

The Newcomer Bands

今日もまた新しく、わたしが見つけたニューカマーバンドをご紹介したいと思います! *You Me&Us *The Mad Caps *Fever Blanket 「You Me & Us」 bandcampはこちら。 → http://grumpybear.bandcamp.com/ こちらのサイトからアルバムがフリーダウンロードできます。 カリフォルニア出身の男女3ピースバンド。 簡素な楽器セットとそれに乗るかわいらしげでキッチュな女子ボーカルが歌い上げる、そんなローファイバンド。 まだまだこれからという感じですが、このかわいらしげなバンドたちはいかがでしょうか? *The Mad Caps facebookはこちら → http://www.facebook.com/themadcaps myspaceはこちら → http://www.myspace.com/themadcapslv ラスベガス出身のクールなガレージロックデュオ!!! これは激おすすめです!! 特に、Black Box RevelationやThe Black Keys、The Blackwater Feverなどが好きなガレージブルースロックが大好きなら絶対ハマること間違いなしの、クールなバンドです。 *Fever Blanket こちらもガレージロックな印象のスローローファイバンド。 私ローファイ大好きだな(笑) インディアナ州出身の4ピースバンド。 こちらのバンドキャンプからフリーダウンロードできます。 → http://feverblanket.bandcamp.com/

Department of Eagles; In Ear Park

私の大好きなバンド、Department of EaglesのIn Ear Parkについてのレビューです。これは、Grizzly Bearで有名なDanielのサイドプロジェクトです。 2008年のベストミュージックにも選ばれています。なんと、8.3点! Department of Eaglesは、何かが絡み合い、とりとめもなく続くバックストーリー(登場人物に過去に起きた出来事)のようなものを持ち合わせたバンドだ。そして彼等は、自分たちよりも魅力が劣るバンドを押しつぶせる力を持っているかもしれない。2004年にDaniel RossenがDepartment of Eaglesに入る前にサンプルや、ニューヨークにいたときのルームメイト、Fred Nicholausと見つけた音を少し継ぎ合わせていた。そのデュオのコラージュが2003年にDepartment of Eaglesの神秘的で、震えるようなデビュー作、The Cold Noseとしてリリースされた。そのレコードは2006年にリミックスアルバムが続いてリリースされ、シングルオンリーのレコードが先行して、Whitney and the Moon UK(オリジナルタイトルはThe Cold Nose)として出された。そのリリースからすぐに、RossenはEd Droste、Grizzly Bear、The と組んで、Department of Eaglesは休止した。2007年の終わりに、Grizzly Bearの同胞Chris BearとChris Taylorに協力を求めて、DOEデュオはもう一度レコーディングを始めた。 Department of Eaglesの初期の作品とは違って、サウンドアートやごたまぜのエレクトロなどにかなり重点を置いている。In Ear Parkでは、まとまりのないポップレコードで、(ギターとピアノ、ホーン、バンジョーそしてその他もろもろで完成されている)サージェントペパーズや、サングトングス、ヴァンダイクパークス、そしてジーンクラークを彷彿とさせる。どんな良質な音実験のように、In Ear Parkは聴くものすべてと、かつては小さく聞こえたものにまで及んでいる。Teenagersではピアノが小さく聞こえ、No One Does It Like Youという始まりのファズ、ノワールの

Iceage ライブ

アイスエイジを観た。←ロキノン風に。 と言ってもこれから先はライブレビューというよりも、感想として読んでもらえると嬉しいです。 普段はハードコアのライブにも行かないし、基本そういったバンドはあまり聴かないので触れる機会がなかった。だが、北欧発の若干17〜19歳の異彩を放つハードコアバンドが人気を集めていると聞いて、わざわざいったことのないBig Loveを訪ねてまで音源を買った。日本だとホステスから日本盤が出ているそうだが、どうなのだろうか。ちなみにライナーノーツはあの有名な久保さんが書いているそうだから、安心できる気がする。 ライブは前座サイサリ、を含め一時間ちょっとであった。前々からIceageのライブ自体三十分前後で終わるのではと、Twitterでは言われているのを見かけたが、実際はサイサリが三十分程で、Icegaeは40分ほどだったのではないだろうか。 こちらのサイサリは全く知らなかったし、ライブも見たことがなかったがこんな日本のバンドがあるのかと、面白かった。第一印象は、ヒップホップが好きそうなManafestみたいな格好をしたボーカルと、いかにもThurston Mooreを信奉していそうな格好をしたギター(ギターもソニックユースのリーのジャガーモデルだった気が)、すごくオシャレで細いギタボ、さらにはラドウィンプスの初期みたいなドラマー、ミッシェルが好きそうな革ジャンを着たベースと、なかなか異色な感じであった。しかし、正確でかつ寡黙なドラマーのリズムと、こんなノイズどこから出てるんだと思わせるような荒ぶりなギター、そしてそこに乗せられるラップのようなボーカル、と割りとキャッチャーなリズムとリフが、初めてでもとても楽しく感じられた。 割りとこういったハードコア寄りなライブとかによくいってそうな彼らのファンたちが、チューニング中も無言のボーカルに声を掛けたりして、へぇと思った。 彼らのライブはあっという間の30分ほどで、最初も最後も何もなかったかのように静かにさっそうと出て行った。 そこから転換が始まったのだが、ドラムセットから何から全て多分かえていたので、スタッフは狭いステージの中でいそいそと頑張っていた。しかし、配置を見る限り、5ピースから4ピースに代わっただけなのに、相当ステージはガラリとしていた。そんな広々としたステージ上なのに、なぜかドラムセットが

New Comer Bands

こちらのブログに移転してからは初めてのニューカマーバンド特集記事です* ご紹介するのはこちら。 *Teens *Jonquil *Paper *M!R!M! ローファイ多めですが(笑)どれも大体去年の2011年ぐらいにデビューしているニューカマーです。 M!R!M!は前ブログでもご紹介して、ずっと好きなのですがまた改めて新情報とともにご紹介していこうと思います。 *Teens bandcamp と facebook   アメリカのアイダホはボイス出身の彼ら。音楽性はソフトガレージと書いていますが、ローファイ系なガレージロックバンドです。気怠く歌い上げる、ボーカルとそれにかけ合わさる絶妙なコーラスと、60s風なオールディーズギターをかき鳴らす魅力的なバンド。 bandcampからは$3でアルバム音源が買えますよ! 「Jonquil」 Twitterでfollowerさんに指摘されて気が付いたのですが、Chad Valleyのバンドなのですね(笑) Bombay Bicicle Clubの2ndが好きなリスナーにお勧めです。絶妙なメロディーとポップセンスを兼ね備えた4 piecesバンドです。 facebookはこちら。→ http://www.facebook.com/jonquilband?sk=app_178091127385#!/jonquilband?sk=info soundcloudはこちら。 → hyyp://soundcloud.com/jonquil/ ボーカルの声がどこかFoalsのYanisに似ているような感じも。ギターのリフもなんだかFoalsの2ndっぽい。そして、そのポップセンスはなんといっても、プロデュースがうまいというか。オーケストラルで、シンセがうまい具合に入り込んでくるこのにくい感じ(笑) こちらのXXのカバーが素晴らしい! 「Paper」 ストックホルム出身の3ピースバンド、Paper。すごく検索しづらい名前ですよね… キャッチャーなギターリフと性急なボーカルが特徴的なバンド。 たまに入ってくるシンセがまた冷たくて、エレクトロな風味も加えている。 myspaceはこちら。 → http://www.myspace.com/paperstockholm

of Montreal pitchfork review

of Montrealの最新アルバムがかなり評判が良いので、pitchforkでの反応が気になるところですが、どうやらこちらではあまり評価は良くないようですね… 相変わらずpitchforkの文は訳しづらい… Of Montrealはバンドではない。いや、少なくともここのところはそうではなかった。2004年の6番目のノーカットアルバム、Satanic Panic in the Atticでは、Kein Barnesは大部分の曲をかいて、レコーディングし、自分自身ですべてのアルバムを演奏してのけた。そして、時々外からコラボレーター(Janelle Monaé, Solange Knowles, Jon Brion)を呼んで、華を添えた。Barnesは8年に及ぶ孤高のクリエイティブへと移る決心をして、今や16年近くにわたっているが、それが賢明なのだとわかった。Satanic Panick以来、BarnesはLPをかなりパーソナルな探求の形であると、そこではリスナーのことを考えずに自分のやりたいようにやったのであった。 そのような意味では、of Montrealの最近はParalytic Stalksで、もっと同じものになっている。つまり、Barnesは自分のSunlandic Stucioでストリングスアレンジ/演奏アシスタントであるKishi Bashiとセッションミュージシャンと一緒におしゃべりしながら一人でレコーディングし、そのアルバムはすべてを意味していると述べた。しかし、Barnesと同じぐらい色々な音に挑戦するソングライターでさえも、今回は何か違うと感じるだろう。彼はいつも、コンセプトというのを好んだが、Paralytic Stalksではそういったものがなく、完全に目標を失っているように聞こえる。まるで、彼の何千ものシナプスが一度に枯死し、最終的には一つの巨大な溶解物に近づいているかのように。 私が前回の秋にBarnesとParalytic Stalks製作にあたって、何の影響を受けたのかについて話した時、彼はCharles IvesやKrzysztof Pendereckiのような20世紀の難解な作曲家を挙げて、急に引き返して「カラフルなポップコードだ」と評する前に、多くのリスナーが買ってくれることは期待できないだろうと予測した。明らかにそれはEleph

The Morning Benders; Big Echo

こちらは一昨年に出たThe Morning Bendersの2nd大作、Big Echoのレビュー記事です。 ローファイな音楽って表現が難しい… アルバムタイトルというのはたいていアルバムそのものをまとめたものである。その好例がこれだ。The Morning Bendersの2008年のデビュー作、Talking Through Tin Cansはインディーロックのオリジナルを集めたものでShinsのがちゃがちゃポップからちょっと拝借したようだ。ちょっと明るいスポットライトを浴びたものの、そのレコードはサンフランシスコの人々からは二番煎じ的な人気を焼き付けた。The Shins自身はパイオニアではないという事実に加えて、Talking Through Tin Cansは未熟な子供の活動ほどに制限された音なのだと、そのタイトルからも示唆されている。 Bendersが二番目に努力したタイトルと、ラフトレードからのデビューである、Big Echoはまさしく2年間の音の変化を出している。アルバムは原点回帰的なもので、Morning BendersはPacNWにあるインディーポップの個性的危機がより沿岸部の絶えず変化するカリフォルニアのもやを好んだことを示している。また、アルバムはGrizzly Bearの洞窟のように深いエクスペリメンタルなロック音を包括している。Chris TaylorはBendersのボーカル/ギタリストのChristopher Chuとの共同制作としてクレジットに載っている。 Big Echoは”Excuses”で始まり、陽光に満ちた、少し短い詩を陽気に歌い上げて1950年代のポップバラードやSgt.Pepperに影響されたオーケストラマニアと同じような第一歩を踏み出した。この曲はのんびりとしてすばらしいBendersの様式変化を見せており、魅力的なメロディが存分に、この男たちがどれほど多くのサンフランシスコの有名な音楽から得てして、宅録の打ち込み製作Yours Trulyへと遂げたのかを示している。 Even then, the band finds ways to add touches of weirdness to each track. "Promises" may be just another song about a

Bon Iver / Bon Iver 9.5

こちらは去年発売されたBoon Iverの2ndアルバム、Bon IverのReviewです。 彼の作品を大変高く評価し、その彼の音楽性を川のようだと表現しています。 以下、翻訳です。 その男は森の中、たった一人でアルバムをレコーディングした。この一説はJustin Vernonの墓石に刻まれることになるかもしれない。小さな町ウィスコンシン出身の髭の生えた男の思考にはとても魅力的な何かがある。打ちひしがれて退却していくように、キャビンにこもっていくつか曲をかくのだ。とりわけその結果としてのレコードがBon Iverの2007年デビュー作、For Emma, Forever Agoと同じぐらい静かで内省的なものに聞こえると、特にそういった感じがする。最近、Vernonはファンたちをあるイメージでからかっているようだ。しかし彼の人気は収まることがない。リスナーとしての私たちにとっては彼の曲は夢想(ファンタジー)にあふれているからだ。私たちが外のことに気を留めなくとも、多くの人が偶発的に自分たちの生活から逃げたくなることがあるだろう。自分の思想だけに一人こもりきって、何か真実にたどり着けるか見たくなるのだ。軽くぼうっとしているときには、世界の端っこにあるキャビンにいって何かを作り出すというアイデアは魅力的だ。Justin Vernonの音楽にはそのような親しげなイメージがあるとしてみて、私たちは彼とともに旅することが出来るのだ。 そのアルバムのリリースから、Vernonのライティングやレコーディングへのアプローチは変わった。「ただギターをもって座っているだけじゃ何もインスピレーションがわかないんだ。」その違いはBon Iverだと明らかだ。フォークとして見るのではなく、ここにある音楽はもっと素朴なチェンバーポップ(室内音楽)が実験的なエッジを持ち、慎重にアレンジやダイナミクスを使っていると見るのだ。中心となる「喪失」というテーマに一緒くたに結ばれるのではなく、Vernonは完全に、より感じたままを表すという様式にシフトしている。これらの曲は音楽的にもFor Emmaよりも幅広く、あらゆる展開において洗練されているのだ。 だが、このアルバムと比較的最小限に作られた前作をつなぐのはVernonの声だ。暖かくてパーソナル、そして背景にかかわらず親密に感じられる方法だ。今や、私た

Cymbals Eat Guitars; Pitchfork review

Pitchforkでいきなり1stアルバムにして高得点をたたき出したCEGの2ndアルバムのレビューを訳してみました。 結構難解な表現が多かったので苦労しましたが、参考までにどうぞ。 Cymbals Eat Guitars Lenses Alien Barsuk / Memphis Industries; 2011 By Ian Cohen; September 7, 2011 8.0 Artists: Cymbals Eat Guitars Find it at: Insound Vinyl eMusic Amazon MP3 & CD .Music from this release Cymbals Eat Guitars: Definite Darkness 『Cymbals Eat Guitars have followed Why There Are Mountains, their self-released debut of 1990s indie rock alchemy, with a difficult and likely divisive sophomore LP. Which isn't all that surprising-- these things happen when the "next step" involves signing to a label, hiring a venerated producer (John Agnello, who also worked this year with alt-revivalists Male Bonding), turning over half of your personnel, and releasing an 8 1/2-minute song as the "first single." Here's the thing: Lenses Alien doesn't really sound all that different from Why There Are Mountains, which is a tribute to how fully formed and musically tig

Johnny Flynn Interview

Johnny Flynn discusses Mumford and Sons and why American crowds are better A A A Comments (2) By Katie Moulton Thursday, May 19 2011 Unlike the ragamuffin, cow-tipping country-boy folk personas, Flynn was raised in a family of musical dramatists, including a father who instilled in him a love of songwriters such as Cole Porter and Irving Berlin. A choirboy who began his classical-music education with a violin scholarship at age six, Flynn logged time at the same boarding school attended by Lily Allen and the Kooks' Luke Pritchard. He also went on tour with an all-male Shakespeare troupe. ジョニー・フリンがマンフォードアンドサンズについてと、なぜアメリカのファンたちはイギリスのファンたちよりも良いのかについて話した。 浮浪児とは違い、(しっぽの先端を染めた)牛の田舎少年風の個性を持ったフリンはミュージカル劇の仕事をしている家族で生まれ育った。父親は彼にソングライティングの愛を教え込み、例えばコールポーターや、アーヴィング・ベルリンといったソングライターを教えた。この聖歌隊少年は6歳の時に、バイオリンを習うことで暮らし行く音楽の教育を受けた。フリンはその当時リリーアレンやクークスのルークプリチャードも通った寄宿学校に通った。また、全員男性のシェイクスピア一座とツアーをしたりした。 Steve Gullick Johnny Flynn has a Shakespearean pedigree, but he's making his mark in folk music.