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Interview with Gobbinjr



Interview with Gobbinjr


USインディーDIYミュージシャンといえば、最近はWaxahatcheeやFrankie Cosmosを始めとしてなんとなく女性ミュージシャンの活躍が目立つ。(男性アーティストやバンドなら元々ごまんといるっていうだけなのかもしれないが)その中でもUKの音楽サイトLine of Best Fitをはじめとするメディアに注目され、紹介されたUSアーティストのGobbinjrは、そのフォロワーだといえよう。

Gobbinjr - Don'tchya Kno


だが、先に挙げたDIYミュージシャンと大きく異なるのは、彼女が名門NYUの大学のひとつで音楽プロダクションについて学んでいる、いわばプロの卵的な存在だからだろうか。確かに自分で作詞作曲して演奏し、録音するDIYなやり方を取っているのは変わらないが、荒い録音機能でレコーディングされたエモーショナルなDIYソングライターというよりも、彼女は自分のために書き、歌い、そしてそれを自分が学んだ方法でレコーディングする、そうした音楽に真面目な学生が世に出した、ちょっと遊び心ある日記のような感じだ

まだインタビューも数回しか経験がないというGobbinjr a.k.a. Emma Jerk Witmerに、大学でのことを始め、色々と聞いてみた。

1. Gobbinjrとしてのキャリアはどのようにして始まったのですか?また音楽を始めたきっかけを教えてください。

私は15歳のときModern Modっていうバンドでドラムと曲書きをやってたの。それからバンドのスタイルには合わないだろうなって思う曲を書き始めて、それを自分用に始めたわ。こんな感じで2015年の5月に、大学で一年生の終わりの夏休みに実家に帰るまで続けてた。町に住んでる人は誰も知らなかったから自分で忙しくなるようにして、ついには取り組んでた曲を全部完成させるようにした。そのときこの名前とかすべてが出てきたのよ。



2. ニューヨーク大学では何を専攻しているのですか?アメリカの大学生は勉強に必死だと聞きますし、ニューヨーク大ではかなり大変なように思います。学業と音楽はどのようにして両立させているのでしょうか。


私は今NYUにあるClive Davisレコード大学で勉強してるの、だから音楽がどうやって出来るのかをたくさん学んでいるというわけ。すのくカッコイイプログラムなんだけど、実際に音楽業界を経験するためにものすごい量のカリキュラムを作ってるの。学校のことをやっていないときは学校外で自分の音楽を追求する自由はあるのよ。私にとってはすごく良い環境よ!


3. あなたが自分で音楽を作るようになったのは、プロデューサーと一緒に仕事をすることがとてもストレスに感じたからだとほかのインタビューで読みましたが、アルバム自体は自分で作ってプロデュースしたDIYにも関わらず、とてもよく作られていると思いましたし、かなりレコーディングもきちんと行われたように感じました。レコーディングやプロデュースについてはどうやって学んだのでしょうか?

じつは長い間私のピアノの先生をしていたChris Collinsっていう人は音楽技術にもものすごく長けてて、デジタルオーディオの仕事部屋でも持っててそこで働いてたから16の時にクラシックピアノは自分にとってこれ以上めちゃくちゃ必要なわけじゃないって思って代わりに音楽ブロデュースについて話し始めたの。それにしてもすごい良くプロデュースされてるなんて聞いて嬉しいわ!:)


4. あなたの言葉遊び好きな点が面白いと思いました。音楽を聴いていると、言葉遊びをするのが好きなのだなと思いましたが、何かそうしたことをする演技経験などがあるのですか?


気づいてくれてすごい嬉しい!私は特 演技経験があるわけじゃないけど、言葉を読み上げることやそれが音としてどうやったらうまく繋がっていくのかっていうことにすごく興味があるから、私自身その言葉が意味の成す(少なくともちょっとは)だけじゃなくそれを言ってみてカッコ良く聞こえるかっていうことにチャレンジしたの。


5. 自分の音楽を一言で表すと?

”ヴァイヴがある感じね!(Vibey!)


6. アメリカには数多くのミュージシャンがDIYな方法でやっていると思いますが、あなたもその一人かと思います。ほかのそうしたアーティストから学ぶことはありますか、また彼らの中で尊敬できるのはどんなところでしょうか。

私も自分はDIYだと思ってるわ、ものすごくね。NYに移ってきたことでこのプロジェクトをスタートするのはとてもうまくいったと思うし、それはここにはものすごいたくさんの素晴らしいミュージシャンがいてみんな自分でやってるからだと思う。毎週ライブに行ってはただこう思った”これが私のなりたい姿だ”って。どのライブに行っても未だに学ぶことはあるけど、DIYのライブはいつも特別な何かがあるのよ。



7. コラボしたいアーティストはいますか?

ヒップホップの曲ですごく歌いたいの!それが出来たら最高にカッコいいと思うけど同時に自分の声は100%そういうスタイルに合うとは思わないかな。実は今ラッパーとコラボの話をしてるから、それがどうなるかはこれからのお楽しみ!:3


8. これからのプランはありますか?

私は今ほぼ自分のライブバンドを完成させるのにかかりっきりなところなの。計画としてはNY中を出来るだけ演奏して回ること。実際色んな人にはツアーはやらないのって聞かれるんだけど、こうやって聞かれるとちょっとびっくりする、っていうのもこのプロジェクトが最初は色々飽き飽きしててぽんぽん出てきた音楽プロジェクトだったから。本当にそれがツアーにつながるなんて思ってもみなかったし、そうしたら夢が叶ったって感じ!

9. デビューアルバムManalangには2011年から2015年までの期間に作られた曲が収録されていますが、とても長い期間ですが、私にはアルバムの曲はどれも一貫性があるように思いました。この数年間の間にはどんなことを経験し、そして曲にそれはどのように反映されていると思いますか?



この曲には全部わたしの青春を一番感じられるように努力したんだけど、それがお互いに首尾一貫した感じになってると思うな。曲を書いてる時はすごく変な気分だったの、私ってすごい忍耐力がないから、早く今より大人になりたくって。こういう心の中の葛藤がアルバムの曲の根幹にあって、それと同時に本当のたくさんの社会的な不安とか不況を取り上げてるの。私の友達も家族も同じように不況を乗り越えてきたから、それもこのアルバムの大きなテーマかな。


10. 日本のファンにメッセージをお願いします。

聴いてくれてありがとう!私にとっては日本の人が聴いてくれるっていうことは世界そのものを意味してるのわこんな遠くの人が私の曲を聴いてくれるなんてね!ずーっと日本は行ってみたいって思ってたし、いつか実現するかもね!その時まで待っててね!

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