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Interview with Trunkweed

Trunkweed live, man



初のコラボ企画となるこのブログ記事。
    んと、Miles Apart Recordsさんとのコラボです。



Miles Apartさんが企画しているCassette Tape Clubはヴィレヴァンなどでも販売してましたが、すぐ完売の今や日本のインディーポップを担うレーベルさんのひとつです。

そして今回は、Miles Apart Recordsさんからは初の海外バンドのリリース、ということでコラボ企画として、Trunkweedにインタビューさせていただきました!

USはボルチモア発のガレージロックバンドです!
夏という季節がぴったり合いそうな熱いサーフロックですが、意外と深い彼らの芯にインタビューでは迫ってみました♬


---バンドはどのようにして結成されたのですか。メンバーたちはどのようにして出会ったのでしょうか。
タッカー:僕はバンド結成後に加入したんだけど、ブラッディーとカイルはその前からしばらく曲を書いてジャムってたんだ。

ブラッディー:このバンドは僕がやりたいと思い描いていて、その通りに始めたんだ、大学在学中だったよ。僕はずっと音楽を演奏していたけどポップソングを書こうとは思ってなかった、でも音楽を作ることを自分の人生にするには、ポップミュージックからだとは思ってた。それからエレキギターやアンプ、マイクを買って曲を書き始めた、それと同時に歌い方も自分で練習し始めたんだ。それからカイル・ファスに学校で出会って、そのときカイルはドラムしかやらないって知ったんだけど、僕が書いた曲を二人でジャムり始めたんだ。そのあとすぐに、僕らはなにか才能があるって気づいて、いくつかライブをブッキングしてそれからタッカーが加入したんだ。


---メンバーはいつ音楽を演奏し始めたのですか。

タッカー:僕らは2014年の6月から一緒に演奏し始めたよ。

ブラッディー:僕は11歳の時にギターとピアノを始めたんだ。


---なぜバンド名をTrunkweedと名づけたのですか。

タッカー:トランクウィードっていうのは車のトランクに入ってる咳止めシロップみたいのもんだよな?



ブラッディー:ああ、そうそう、ちょっと変な話で、ある特定の項目名も含んでるんだけど、僕の友達が曇ったトランクの窓にトランクウィードって書いて、僕はちょっとそれを数分間考えてみて、ぴんときたんだ。それで思ったんだ、完璧じゃないか、ちょっと変だけどちょっとそれ以上のことを表してそうだし、短くて、的を得てるし、それから覚えやすいなって。もし考えてみたとしてもそれ以上の名前は思いつかなかったし、それでこれこそがバンド名だって決めたんだ。

---Days of Hazeでは、アルバムの一曲目のインスト曲を”Sorry, we don’t surf”と名づけていますよね。これはどういう意味なのでしょう?

タッカー:たしか自分たちがいかにサーフミュージックとして曖昧か、それから僕らは実際サーフィンしないけど音楽的にはサーフィンするってことかな?Surf Bloodの名前もある意味サーファーをからかってるよね。


ブラッディー:そうだね、たしかジョークみたいなもんだったと思う。だから、自分たちをサーフバンドだって決めたけど僕らは誰もサーファーじゃないから、ちょっとおかしくて同時に皮肉っぽい言い回しをしてみたけど、インスト曲だからそんなのはあまり関係ないな。


---このアルバムのテーマを教えてください。
 
タッカー: “Days of Haze”は自分の人生が意味がないとわかっていても、大丈夫だって感じることについて書かれてるんだよ。

ブラッディー:そうそう、タッカーが言ったのは、全曲すべてちょっとした欝気分についての曲で、ポジティブそうな見た目をしているけど、ドラッグや音楽、社会的なはけ口を使って人生の掃き溜めから逃げようとすることについてなんだ、それかただ必要な何か、そういうゴミから隠れるか、興奮しながら、もしくはもやみたいな中で夢に生きるかについてなんだ。


---Trunkweedの音楽からは80年代のギターポップを感じます。最初はアルバムをどういう感じにしようと思っていましたか?制作前にアルバムをどうしようかという正確なイメージはありましたか。

ブラッディー:個人的にはスミスは聴かないけど、音楽スタイルを比較するのはわかるよ、大体僕らの音に影響してるからね。少なくとも構造という点では、つまり、僕らはポップソングを書いているのであって、そういうのはみんな似たようなアウトラインなんだ。アルバムがどうなるか正確なイメージは特になかったけど。でも製作中はBeach FossilsReal EstateWavvesをたくさん聴いてて、ほかにもアメリカの現代的なインディーポップバンドも聴いてたから、全体的な制作には確実に影響したね。

---バンドのツイートで、誰かサーフィンを教えてくれない?というのがありましたが、サーフィンは出来ないのに曲中ではサーフィンだったり波について歌っているのが不思議に思いました。サーフィンや夏のものというのはどういう意味があるのでしょうか。

ブラッディー:あはは、これって”Sorry, we don’t surf”の曲みたいなことを言ってるんだよね。これはなんていうかちょっと変な新しい世代のことなんだよ、インターネットユーモアとか皮肉とかそんな感じ。サーフィンできたらいいなとは思うけどね。僕はずっとサーフィンしているひとたちを見るのが好きだし、昔ビーチや夏、休暇とかにあった一般的なカルチャーとか、向う見ずなライフスタイルが好きなんだ。ちょっと不完全に象徴的なものでたとえるなら、なんていうか、僕らはみんなこの人生のに乗っていて、それから何人かが波に飲まれて目を覚ます、みんな大きな波に乗っているから過去という岸辺には戻れない、そこで僕はその波に乗っていたい、もし波がものすごい大きかったとしても、それに乗る価値はあるんだ。だからそうだね、サーフィンできたらいいなと思うよ、何度か挑戦したことはあるんだけど、マスター出来なかった。それから僕は夏というアイディアに生きているから、サーフィンはできなくてもいいんだ。僕は人生である種のビーチで生きていると思うし、まあ最初に十分なお金を稼がなきゃな。ははは。

---音楽におけるフックを重要視しているみたいですね。正確にフックについてはどう考えていますか?ライブをするときリスナーにフックを感じさせるために気をつけていることはありますか?


タッカー:これはTrunkweedがすごく重要視してることなんだ。フックはポップ音楽の究極的な要素だし、この要素は確実にバンドをある特別なカテゴリーに入れてくれて、聞いた人がこの曲に参加したくなると同時に歌詞や音楽性を味わえるものなんだ。


ブラッディー:僕がフックについて語るときはいつも、曲のメインリフやコーラス、みんなが覚えてくれるパートみたいなものだって言ってるんだ、それが聞いた人の頭の中に残って、何度も何度もそれを聞きたいと思わせてくれる。僕は音楽というものは覚えやすくて構造化されているべきだと思うんだよ、それが音楽的に何を言おうとしてるのかリスナーに分からせているんだ。さらに言うと、そこからどんな感情を呼び起こそうとしているかっていうことだね。僕らは演奏してる時に曲がライブでどうなるかは考えていないけど、いつも同じ曲なんだ、僕らはみんなよくわかってるんだけど、僕らが曲を演奏するときは、それは曲そのものの中にあるんだ、新しくて、新鮮な演出やフックっていうのがね。フックは演奏ごとに違ってくるし、僕らもちゃんと自分たちが音楽的にそして感情的にちゃんと出来ているかどうかはわかっているし、お客さんとフックを通じて繋がれているかわかっているつもりだよ。

---アルバムのレコーディングにはどのぐらいかかりましたか?レコーディング中辛かったことや楽しかったことについて教えてください。

ブラッディー:僕は大体一二週間、ずっと座って、一人ぼっちで自分のゴミみたいなアパートのスタジオでやってたよ。辛かったのは、座ってレコーディングしてて、あんまり歌詞もできていなかったし、曲がどう聞こえるのかっていう音の演出方もわからなかったから、ただただ自分を駆り立てたんだ、だから何曲かは本当に2週間ぐらいで書いてレコーディングもしたし、ほとんどの歌詞はレコーディングしながら思いついたんだ、歌詞がただ頭の中に浮かんできて、録音ボタンを押して歌い始めたんだ。ラッキーなことに、全部うまくいったよ!でも、僕はもっとずっとソングライティングやレコーディング過程に厳しく、鍛錬するようになったよ。最近は、曲にどういうことを盛り込みたいのかわかっているし、コンピューターや楽器は、頭の中で正確に曲を巻戻して想像できるまでずっと手放さないんだ。


---海外の音楽は聞きますか?

タッカー:僕はイギリスのバンドをよく聴いてるよ。最近はスウェーデンのバンドのMakthaverskanを聴いたよ。あのボーカルの声はすごくパワフルなんだ。

ブラッディー:もちろん聞くよ!最近ヨーロッパからは色々な良い音楽が出てきてるし、僕が言いたかったのはイギリスの音楽が過去にアメリカに侵食してきたって言いたかったんだ。僕はそんなに詳しくないけど..悲しいことに、日本のアーティストはあんまり知らないんだ。(Miles Apart recordsがそれを変えてくれることを願ってるよ!)

---お気に入りのアルバムを5枚あげてください。
タッカー:最近のトップ5は多分、Mac Demarco”Salad Days”Radiator HospitalTorch Song、それからCloud NothingsAttack on MemoryMakthaverskan”II”Alvvays”Alvvays”かな。

ブラッディー:しまった、絞るのはすごい難しいぞ。タッカーは良いチョイスだね。たぶん僕のお気に入りは順序を付けずに行くと、こんな感じ。

 Cloud Nothings – Attack on Memory and Self-Titled
Parquet Courts – Light up Gold
Joyce Manor – Self-titled
Youth Lagoon – The Year of Hibernation

たぶん去年出たCloud Nothings”Here and Nowhere Else”もかな、僕はすごくCloud Nothingsが好きなんだよね


---最近聴いた曲で一番心を打たれた曲を教えてください。

タッカー:今一番好きな曲ってこと?たぶんMGMT”Siberian Breaks”かな。最近このアルバムをすごい聴き始めて、この曲にはすごい色々詰め込まれてて、革新的なんだよ。わかんないけど。ただすごいクールなんだ。

ブラッディー:最近Beatlesをすごい聴いてるよ。”Hard Day’s Night”ってすごい最高!


---日本のファンにメッセージをお願いします!

トランクウィードはどんな日本のファンでも愛してるよ。つまり、Miles Apartと一緒に働いてこのアルバムをリリースできてすごくハッピーだし、願わくはこれで美しい国日本との関係を気づけたらいいなと思うよ、っていうのは近いうち、いつか僕らも海外でいくつかライブをやってみんなと遊べればなと思ってるんだ!


・タイトル:Trunkweed Live, Man
・収録内容
1. On Your Own
2. Youth Society
3. Chumped
4. Acid At Sixteen
5. Days Of Haze
6. Waves... Wait What?
7. Death After Life

・Lyrics by Brady Kelly
・Music by Trunkweed
・Recorded at Bad Racket Studios in Cleveland, OH
・Mixed and Mastered by James Kananen
・Artwork by Kaori Takara(http://neuwav.tumblr.com/)

フォーマット:カセットテープ+MP3
品番:MAP-012
発売日:3/14
価格:700円+税

販売先
Trunkweed Bandcamp pre-order
sone records pre-order
SOULMINE Mega Mart pre-order

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