Baths / Obsidian 8.6 / 10 Bathsの新作、Obsidianはこれまでの和やかで浮き立つようなポップというのとは一転して、その顔を真っ黒に染め、白い煙に包まれたWillくんが何やら怪しい声を荒げる作品となっている。 だが、作品全体の音が暗いというよりは、むしろその音はよりなまめかしく、深みを増したポップ作品になっているように思う。 暗い内容の暗いポップアルバムというよりは、より自分の内面そして音楽性を深め、下へ下へと降りて行った作品なのではないだろうか... ___________________________________________________________________________________